八宅理論
１．八宅理論
八宅　ー　東四宅：東三宮（坐東・西向き），東四宮（坐東南・西北向き），東九宮（坐南・北向き），東一宮（坐北・南向き）
　　　　　西四宅：西七宮（坐西・東向き），西六宮（坐西北・東南向き），西二宮（坐西南・東北向き），西八宮（坐東北・西南向き）

東四宅に属する住宅は，玄関・部屋の扉・台所の扉を西・西南・西北・東北に開いてはならない。

福元ー出生年によって，東四命・西四命かを分け，東四命の人は，東四宅にすむと吉。
三元（三元六甲学説，六甲は男女で合計六甲）
　　　上元：１８６４年甲子〜１９２３年癸亥
　　　中元：１９２４年甲子〜１９８３年癸亥
　　　下元：１９８４年甲子〜２０４３年癸亥

出生年		 上元 中元 下元
男
女
男
女
男
女
甲子
癸酉
壬午
辛卯
庚子
己酉
戊午
坎
艮
巽
坤
兌
艮
乙丑
甲戌
癸未
壬辰
辛丑
庚戌
己未
離
乾
震
震
乾
離
丙寅
乙亥
甲申
癸巳
壬寅
辛亥
庚申
艮
兌
坤
巽
坤
坎
丁卯
丙子
乙酉
甲午
癸卯
壬子
辛酉
兌
艮
坎
艮
巽
坤
戊辰
丁丑
丙戌
乙未
甲辰
癸丑
壬戌
乾
離
離
乾
震
震
己巳
戊寅
丁亥
丙申
乙巳
甲寅
癸亥
坤
坎
艮
兌
坤
巽
庚午
己卯
戊子
丁酉
丙午
乙卯
　　
巽
坤
兌
艮
坎
艮
辛未
庚辰
己丑
戊戌
丁未
丙辰
　　
震
震
乾
離
離
乾
壬申
辛巳
庚寅
己亥
戊申
丁巳
　　
坤
巽
坤
坎
艮
兌



ステップ1：　万年暦で生まれ年の天干・地支（2/3位以前は前の年）
ステップ2：　上表で男女の本命卦を出す
ステップ3：　下表で各宮の東四命・西四命を出す
ステップ4：　東四宅・西四宅、合計8パターンの方位図を家の間取り図にあてはめる。
ステップ5：　宅と命が一致しない場合（西四命の人が、東四宅に住む場合）
（1）玄関・入り口を西四方位に設ける。
（2）キッチンを西四方位に設ける。
（3）神棚を西四方位に設ける。
（4）寝室を西四方位に設ける。
（5）ベッド・布団を寝室の西四方位に設ける。
（4）自分の写真を部屋の西四方位に置く。

東四方位：北・南・東・東南
西四方位：北西・西・東北・南西
（１）坎宮東四命　　　　　　　　　　　　　　　　　　
男命出生 女命出生
戊午（１９１８）
甲寅（１９１４）
丁卯（１９２７）
癸亥（１９２３）
丙子（１９３６）
辛巳（１９４１）
乙酉（１９４５）
庚寅（１９５０）
甲午（１９５４）
己亥（１９５９）
癸卯（１９６３）
戊申（１９６８）
辛未（１９８１）
丁巳（１９７７）
庚午（１９９０）
丙寅（１９８６）
　　　　　　　　
乙亥（１９９５）
（２）震宮東四命
男命出生
女命出生
丁未（１９０７）
丁未（１９０７）
丙辰（１９１６）
丙辰（１９１６）
乙丑（１９２５）
乙丑（１９２５）
甲戌（１９３４）
甲戌（１９３４）
癸未（１９４３）
癸未（１９４３）
壬辰（１９５２）
壬辰（１９５２）
辛丑（１９６１）
辛丑（１９６１）
庚戌（１９７０）
庚戌（１９７０）
己未（１９７９）
己未（１９７９）
戊辰（１９８８）
戊辰（１９８８）
丁丑（１９９７）
丁丑（１９９７）



坎宮東四命は本命の北方坎位のほか，生気・延年・天医の方向は吉方。絶命・禍害・五鬼・六サツが凶方。
坎宮東四命の人が巽命の妻をもつととても吉利。巽は坎からすると，東南の生気の方角であるからである。もし，妻が巽命でなくとも，ベッド・台所を巽方向にもってくれば吉利である。このようにすれば，５人の男児をもうけることができる。
また，坎命の人が延年吉方離命の妻をもつと４人，天医吉方離命の妻をもつと３人．本命伏位坎命の妻をもつと２人の男児をもうけることができる。
ほかの７命についても同様。

（３）巽宮東四命
男命出生 女命出生
乙卯（１９１５） 丁巳（１９１７）
甲子（１９２４） 丙寅（１９２６）
癸酉（１９３３） 乙亥（１９３５）
壬午（１９４２） 甲申（１９４４）
辛卯（１９５１） 癸巳（１９５３）
庚子（１９６０） 壬寅（１９６２）
己酉（１９６９） 辛亥（１９７１）
戊午（１９７８） 庚申（１９８０）
丁卯（１９８７） 己巳（１９８９）
（４）離宮東四命
男命出生
女命出生
庚戌（１９１０）
癸丑（１９１３）
己未（１９１９）
壬戌（１９２２）
戊辰（１９２８）
辛未（１９３１）
丁丑（１９３７）
庚辰（１９４０）
丙戌（１９４６）
己丑（１９４９）
乙未（１９５５）
戊戌（１９５８）
甲辰（１９６４）
丁未（１９６７）
癸丑（１９７３）
丙辰（１９７６）
壬戌（１９８２）
乙丑（１９８５）
辛未（１９９１）
甲戌（１９９４）



（５）乾宮西四命
男命出生
女命出生
癸丑（１９１３）
庚戌（１９１０）
壬戌（１９２２）
己未（１９１９）
辛未（１９３１）
戊辰（１９２８）
庚辰（１９４０）
丁丑（１９３７）
己丑（１９４９）
丙戌（１９４６）
戊戌（１９５８）
乙未（１９５５）
丁未（１９６７）
甲辰（１９６４）
丙辰（１９７６）
癸丑（１９７３）
乙丑（１９８５）
壬戌（１９８２）
甲戌（１９９４）
辛未（１９９１）
（６）艮宮西四命
男命出生
女命出生
辛亥（１９１１）
戊午（１９１８）
庚申（１９２０）
辛酉（１９２１）
己巳（１９２９）
丁卯（１９２７）
戊寅（１９３８）
庚午（１９３０）
丁亥（１９４７）
丙子（１９３６）
丙申（１９５６）
己卯（１９３９）
乙巳（１９６５）
乙酉（１９４５）
甲寅（１９７４）
戊子（１９４８）
癸亥（１９８３）
甲午（１９５４）
壬申（１９９２）
丁酉（１９５７）
癸卯（１９６３）
丙午（１９６６）
壬子（１９７２）
乙卯（１９７５）
辛酉（１９８１）
甲子（１９８４）
庚午（１９９０）

（７）坤宮西四命
男命出生
女命出生
甲寅（１９１１）
乙卯（１９１５）
丁巳（１９１７）
甲子（１９２４）
癸亥（１９２３）
癸酉（１９３３）
丙寅（１９２６）
壬午（１９４２）
壬申（１９３２）
辛卯（１９５１）
乙亥（１９３５）
庚子（１９６０）
辛巳（１９４１）
己酉（１９６９）
甲申（１９４４）
戊午（１９７８）
庚寅（１９５０）
丁卯（１９８７）
癸巳（１９５３）
丙子（１９９６）
己亥（１９５９）
壬寅（１９６２）
戊申（１９６８）
辛亥（１９７１）
丁巳（１９７７）
庚申（１９８０）
己巳（１９８９）
（８）兌宮西四命
男命出生
女命出生
壬子（１９１２）
辛亥（１９１１）
辛酉（１９２１）
庚申（１９２０）
庚午（１９３０）
己巳（１９２９）
己卯（１９３９）
戊寅（１９３８）
戊子（１９４８）
丁亥（１９４７）
丁酉（１９５７）
丙申（１９５６）
丙午（１９６６）
乙巳（１９６５）
乙卯（１９７５）
甲寅（１９７４）
甲子（１９８４）
癸亥（１９８３）
癸酉（１９９３）
壬申（１９９２）


『どうこうたくじつ要覧』
風水に長じる者は，主人の年を尋ね，方向を定める。
東四命の者は北の部屋に住めば大吉，東の部屋は平常，西の部屋はその次に吉。南の部屋は中間に大きな扉を設け，通り道をつくると良い。東四命の者，その坐命は東南，離・震・坎・巽の方向である。南の部屋は中間に大きな扉を設けるのは，それは坎方に向かう，従って，水火既済で吉。
西四命の者は東西の部屋に住めば大吉。もし南の部屋に住んだ場合は，艮方に通路を作り，乾方には作らない。艮方は東北で，紫の気（生発の気）が東から来るため吉，乾方は良いと分かっていても，寒いのでその気にならない。

一家の老若男女の命卦が異なるため，別々の部屋に住む『分房』の理論が派生した。
この『分房』の理論と平行して，『来路』が有根・無根がある。
東四命の者が東四宅から西四宅に移ることを無根といい凶。１か月後には財を失い，百日後には病気，半年後には子息が傷を負い，財を失う。
東四命の者が西四宅から東四宅に移ることを有根といい吉。１か月後には小財を得，１年後には大財を得，健康にも良い。

部屋を分け，『来路』の問題を解決しても，『青龍入宅』をしなければ吉祥も実現できない。さて，その方法は，
（１）坐東朝西の住いは，寝室を南方に設置する。
（２）坐東南朝西北の住いは，寝室を北方に設置する。
（３）坐南朝北の住いは，寝室を東南方に設置する。
（４）坐北朝南の住いは，寝室を東南方に設置する。
（５）坐西朝東の住いは，寝室を西北方に設置する。
（６）坐西北朝東南の住いは，寝室を西方に設置する。
（７）坐西南朝東北の住いは，寝室を東北方に設置する。
（８）坐東北朝西南の住いは，寝室を西南方に設置する。
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