●金蟾の使い方●

財運を飛躍的に高めてくれます。

 

ひょうきんないでたちの「3本足の蛙」は、口に古銭を加えている商売の神様です。

「お金を持ってカエル」ということから、まわりからお金をとってきて逃がさないといわれ、財運を飛躍的に高めてくれます。



 

三脚金蟾はお金の来る方向、つまり商店の入り口や会社の受付けなど、玄関や入り口に置きましょう。

自宅の場合は、玄関に向けて置いてください。

また、仕事の開始時に入り口方向へ向けてやり、仕事が終わったら室内方向へ向けてやります。朝は「おはよう」、仕事が終わったら「お疲れ様」などと声をかけてあげると良いでしょう。

財運を高めてくれるほか、ビジネスを発展させてくれる効果も絶大とされ、店舗やオフィスの入り口に置くのが一般的です。


−蟾−

本来四本ある足が三本しかないこの蛙は、もともと金貨を食べる妖怪だったのですが、蝦蟇(がま)仙人こと劉海(りゅうかい)仙人が、この三足の蛙を金貨で釣り上げたことにより、口からお金を出して貧しい人を助けるようになりました。それ以来、人々に大切にされ、「財運」を招く瑞獣として民間に行渡ったようです。 →蛙と劉海仙人
日本ではがま口といえば財布のことを指すが(がま口の財布の絵)、これも三脚金蟾から来ていると思われます。

「金蛙(かねかえる)」とか「無事蛙」
「かえる」の語源に関する説は各種ありますが、もっとも有力な説は、蛙の「帰巣本能」に基くというものです。ヒキガエルは産卵するために、生まれた池に帰るといわれているためで、「帰る」=「蛙」というわけです。
ヒキガエルの「ヒキ」は「引(く)」からきているというのが一般的です。引き付ける力は、客商売にとって「客を引く」縁起物と考えられるのも当然で、庭先に置いたりする蟇蛙の置物がポピュラーなのは、この辺りからくるものなのでしょう。

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